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  • 藤崎町 移住支援担当

おためし地域おこし協力隊 (1/20~1/22) の様子!!

 令和5年1月20日~1月22日に、おためし地域おこし協力隊が実施されました。北海道から前澤(男性)さん、東京から岩沢(女性)さんの計2名の方が参加され、2泊3日で藤崎町の冬を体験。その時の様子をお伝えします。


 初日は、昼頃に北常盤駅で二人をお迎えして、そのまま食彩テラスに移動。到着したばかりで、ちょっと緊張気味かな?


【ふじさき食彩テラスに到着直後のお二人】

 オリエンテーションが始まるまでの間、地域おこし協力隊の鎌田さんが「ふじさき食彩テラス」の案内をし、藤崎町の特産品について説明をしました。


【協力隊の鎌田さんの説明に聞き入るお二人】

 「オリエンテーション」では、おためし地域おこし協力隊の実施の趣旨や3日間のスケジュール等が説明された他、おためし地域おこし協力隊の体験者・藤崎町地域おこし協力隊・運営スタッフの自己紹介などが行われました。また、藤崎町役場から町の基礎情報・役場の施策・町民主体による地域団体の取組も紹介されました。


【写真:オリエンテーションの様子】

 その後、弘前圏域移住交流デザイナー兼地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員 野口拓郎さんによる「地域おこし協力隊の制度説明」や「地域の魅力や地域が抱える課題等の移住に向けた準備や心構え等」に関する説明があり、皆、熱心に聞き入ってます。


【写真:野口拓郎さんによる説明の様子】

 オリエンテーション終了後、「藤崎町平田町長へ表敬訪問」のため、町役場へ移動。


【写真:まずは、経営戦略の方にご挨拶】

 平田町長と談話の後、新聞記者からインタビューを受けました。


【写真:平田町長との談話の様子】

【写真:平田町長と記念写真をパチリ】

 役場の訪問が終わった後、お二人は白鳥ふれあい広場に立ち寄り、白鳥とふれあっていました。その後は、地元スーパーである「さとちょう」や「ふじさき食彩テラス」で買い物を楽しみ、「農家サロン夏菜」へ移動。ここでは、郷土料理である「イガメンチ」と「りんごジャムの春巻き」づくりに挑戦。必死にイカを叩くお二人の姿が印象的でした。


【写真:オーナーの髙木さんからイガメンチづくりを教わるお二人】

【写真:イガメンチをあげる髙木さん】

 イガメンチの揚げたてを試食したお二人は、「見かけより、ふわふわですね。」と言い、とても満足そう。出来上がった「イガメンチ」と「りんごジャムの春巻き」を持って、「KASACO*HOUSE」に移動です。そう、「交流会」が待っているのです。交流会では、「ふじさき食彩テラス」「さとちょう」で買いだした地元ならではの「甘いおいなりさん」「茶碗蒸し」等も加わり、地元の味を堪能。「甘いおいなりさん」は、かなりインパクトがあったようです。


【写真:KASACO*HOUSEにて交流会】


 2日目は、ファットバイクで始まりました。


【写真:ファットバイクで、いざ、出陣(ふじさき食彩テラス前)】

【写真:ファットバイクで町を駆け抜ける様子】

 途中、イシザワ菓子舗に立ち寄りお菓子を購入。その後、農家の石澤さんでは、にんにく磨きを体験。さらに、ベジファクトリーさんでは、休憩を取りながら「冬のミニトマト収穫体験」と盛りだくさんです。

【写真:ミニトマトを収穫する岩沢さん】


【写真:ミニトマトを収穫する前澤さん】

【写真:帰ってきたよ!! 】

 約6キロメートルの走行でしたが、途中、ホワイトアウトも体験されたとのこと。お疲れ様でした。


 その後は、昼食をとって、藤崎町の賃貸物件を内覧。物件の価格帯や建物の構造などは地方によって違いや特徴があります。雪国ならではの注意ポイント等、管理会社の方からの説明を受けていました。


 物件の内覧後は、かつては青森県内でただ一人のひば曲げ物職人「境勇三さん」宅を訪れました。残念ながら、今は引退されていますが、ヒバ曲げ物を手に取っていろいろ説明してくださいました。特に前澤さんは伝統工芸の職人になりたいという思いがあり、熱心にお話を聞いていました。(そこには、津軽弁という高い障壁があったようですが)


 ファットバイクで冷えたからだを温泉で温めた後、「KASACO*HOUSE」で「ねぷたの絵付け」体験。


【写真:地域おこし協力隊の笠原さんがロウを使った色付け手順を説明している様子】


【写真:牡丹の絵にロウで下書きしながら色付けしている様子】

【写真:やったぁ~!! ついに完成です】

 絵付け体験も終わり、いよいよ2日目最後のプログラムです。通常は、冬場に行われることのないホルモン焼き。今回は、特別に冬の倉庫でもつ焼きを楽しんでいただきました。


【写真:極寒の倉庫でもつ焼き】

 

 そして、いよいよ最終日です。2泊3日の短い期間で体験できなかったこと・見ることができなかったことがたくさんあります。そこで地元の人からは「私の推し藤崎町」が写真で紹介されました。


【写真:体験の共有と意見交換】


 体験者のお二人からは、プログラムの内容や印象に残った風景・感想などをお話いただきました。


【岩沢さん】

 青森を訪問したのは初めての体験で「青森でどんな体験ができるのか」と最初は不安があった。

プログラムでの「地域の人目線の食事、温泉や体験プログラム」に加えてたくさんの町民の方とお話しする機会ができて大変貴重な体験だった。藤崎町のことも知らなかったが、今回の体験に参加し、すぐに移住することはできないが、今後は、東京と藤崎町を繋げる活動をやっていきたい。


【前澤さん】

 雪の生活は北海道で慣れているが、北海道遠軽町と雪の質が違い、北海道では体験できない雪の暮らしだった。特に札幌ではUber Eatsがファットバイクを使用している場面をみており前々から興味があったが、北海道では雪を楽しむということがなかった。今回の体験で雪はネガティブなイメージが強いが、楽しいことも多いというのを体験できた。今回のプロフラムで青森のおいしい食や町民の方との触れ合いであずましい体験ができた。


【写真:移住相談会】

 ゲストに先輩移住者・地元の方をお招きし、体験者お二人からの相談内容に対し、ゲストの皆さんからアドバイスや意見をいただきました。


 最後は、皆でお弁当を食べて3日間のことを振り返っていました。あっという間の3日間でしたが、藤崎町を堪能していただけたようです。また、何かの折に藤崎町に立ち寄ってもらえると嬉しいですね。藤崎町のいろいろな方のお力添えによって、移住者歓迎の雰囲気が体験者に伝わる素晴らしいイベントになったと思います。これからの移住者イベントがとても楽しみですね。


執筆者:藤崎町移住定住コーディネーター 桜庭幸子

執筆日:令和5年3月1日

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