記録的な積雪量にびっくり!!
サイト管理人の桜庭です。
東京から青森県にUターンして4度目の冬を迎えました。
現在の住まいは弘前市に隣接する藤崎町。総面積37.29平方キロメートルと県内でも2番目に小さい町で、弘前圏域と呼ばれる8市町村の一つです。
この冬は、12月から雪が降り続け、青森県の一部地域では記録的な積雪量となっています。藤崎町も例外ではありません。2025年1月4日、12年ぶりに青森県豪雪対策本部が設置され、新年早々、町役場もその対応に追われていました。

【1/8配信 東奥日報からの抜粋記事】
年末年始の青森市、歴代最多の積雪を記録 127年ぶりに記録更新。
年末年始、津軽地方を中心に大雪に見舞われた青森県。気象庁が公開している気象観測データによると、今冬暦の上では最大9連休となった昨年12月28日から1月5日までの9日間に観測された青森市の最大積雪値139センチ(5日観測)は、記録が残る1893(明治26)年以降の131年間で最も多かった。データによると、昨季までの最大積雪値は1897(明治30)年12月28日の130センチで、今季は127年ぶりに更新した。累積降雪量で見ると、今季の9日間の合計135センチは、記録が残る1953(昭和28)年以降では57~58年に並ぶ歴代5位タイ。過去最多は84~85年の合計217センチだった。
【1/6配信 東奥日報からの抜粋記事】
◎主な地点の最大積雪(5日現在)青森市:139センチ、弘前:115センチ、五所川原:107センチ
いずれも例年比360%から370%となっている。
そう、今年のお正月は、ただひたすら雪が降っていました。音もなく「シンシン」と。。。
自宅付近では、一度(一晩)の降雪量は、最高50センチぐらいではなかったかと思います。でも、それが解けることなく毎日降り続けるとすごいことになります。
昨年は比較的積雪が少なく雪かきも楽に感じていたのだけど、今年の雪の量は半端じゃない。自宅付近の消火栓を確保するのも一苦労。消火栓の後ろにある用水路も雪に埋もれてしまいました。

雪は降っているけど、今日は新年会。という訳で会場までの歩道を歩いていると、雪をまとった木が小さな樹氷の様でとても綺麗。雪かきは大変だけどやっぱり雪景色はきれいだな。

帰路の途中にある保食神社。昼は雪かきされて綺麗になっていたのに、夜にはうっすらと雪が積もっていました。この神社は、私が初めて「新嘗祭」という神事に参加させてもらった神社です。藤崎町には宗教法人番号が登録されている神社が20社(2024年12月6日時点)あります。そのうち、2社が保食神社(うけもちじんじゃ)と呼ばれる五穀や食物、家畜、土地などを司る保食神(うけもちのかみ)を祀る神社です。
東京にいた頃は、初詣というと有名な神社に出かけていたけれど、「新嘗祭」に参加してからは、この保食神社がぐっと身近に感じられ、初詣のお参りにも行きました。

この日は朝から雪が止んでいたため、普段は利用しない(車移動だから)歩道が気になって見に行ってみました。自宅前の歩道は、雪が多いため片側のみとなっていますが、綺麗に除雪されていました。
それにしてもすごい除雪技術だな。さらに歩いてびっくり。自分の身長よりも高く、隣にある車道の様子が全く見えません。こんな体験は、初めて。

さて、今日は1月6日。仕事始めの日です。町役場の駐車場に着いてまたまたびっくり。町中に雪があふれているため除雪が追いつかず、駐車スペースはいつもの半分ぐらいに減っていました。役場前の入り口も人の通り道を残して雪が積もったまま。

ここのところ、積雪のない日が続いていて町の除雪作業もだいぶ進んでいるようです。役場駐車場の雪も片づけられ、玄関前にも除雪車登場。後方には、雪を運ぶための大型トラックが4台ぐらい控えていました。
久々に岩木山が顔を出したので「白鳥のふれあい広場」へ行くことに。「除雪されているかな?」という私の心配をよそに、先客の車が3台止まっていました。生活道路を除雪するだけでも大変なのに、とてもありがたいことです。

冬は、まだまだ半ば。だいぶ落ち着いたかなと思ったら、14日にはまた寒波が到来するとのこと。県内では、落雪による怪我や死亡事故、また交通事故なども増えています。除雪に関わる全ての方に感謝し、また日々気をつけて過ごしたいと思います。どうかもう大雪が降りませんように。
掲載日:令和7年1月15日(水)
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