野坂登写真展と一戸元バードカービング展 18日まで
常盤ふるさと資料あすかにて、自ら現地取材して巨木の撮影をした写真家の野坂登氏と、木で鳥を彫刻・彩色して本物そっくりに仕上げるバードカービング作家の一戸元氏の二人展が開催されています。
【野坂登(のさかのぼる:写真家】
1932年 青森県上北郡野辺地町に生まれる
1959年 ニッコールフォトコンテスト「印象」特選
1963年 朝日広告社入社
ニッコールフォトコンテスト「産む」特選
1971年 ニッコールフォトコンテスト「ねぶた」特選
1973年 ニッコールフォトコンテスト「芝居小屋の女」特選
オランダ、北欧諸国国際交流で感謝状を授与される
1980年 朝日広告社支局長として退社
2014年 再びカメラを持ち、巨木を中心に写真の創作活動を再開
現在 NPO法人おどろ木ネットワーク福理事長
【一戸元(いちのへはじめ:バードカービング作家】
1948年 青森市に生まれる
1985年 バードカービングと出会う
博物館ではく製に代わり
バードカービングを制作・展示する
バードカービング愛好会 木精の会 会長
【巨木の写真】
青森県が誇る巨木の巨大な写真に圧倒されます。写真では伝えきれない迫力!!
つがる市にある日本最古のリンゴの木(樹齢146年)や深浦町にある垂乳根のイチョウ(樹齢1100年)が並んでいる様はとても壮観です。他に十和田のブナ、恐山のヒバ、おいらせ町の根岸のイチョウなどを含め、23の写真が展示されています。
【バードカービング】
バードカービングを見るのは、初めての体験です。バックの巨木写真と館内に流れている鳥のさえずり効果で、まるで森の中にいる感覚で楽しむことができました。木でできているとは思えない躍動感があり、思わず近寄ってみたくなる作品ばかりです。40種100点の作品が展示されています。
※バードカービングとは,木片から鳥を彫りだして彩色する野鳥の彫刻です。 バードカービングの知名度はそれほど高くありませんが、全国各地で制作の教室が開かれており,静かなブームとなっています。 博物館でもさまざまな場面でバードカービングを展示資料として使用することがあり,鳥類の分類や生態の教育普及に役立っています。
【コアジサシ】
【ヤマセミ】
【コマドリ】
【エナガ】
展示は8月18日(日)まで行われています。まだ、間に合いますよ~。
展示は、午前9時~午後4時30分(最終日は午後3時まで)
入館料:無料
掲載日:令和6年8月15日(木)
執筆者:移住定住コーディネーター 桜庭
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