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ヤーヤドー!夏の夜を彩る!藤崎町のねぷた祭り

  • 執筆者の写真: 移住定住コーディネーター北畠
    移住定住コーディネーター北畠
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

ねぷた合同運行

藤崎町では8月1日(金)~8月7日(木)にねぷた祭りが開催されました!

8月3日(日)は常盤地区、8月5日(火)は藤崎地区でそれぞれ合同運行が開催され、総勢12台のねぷたが出陣しました。

私も常盤コミュニティ協議会のねぷたでねぷた祭りに参加!

運行の様子をお伝えします!


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常盤コミュニティ協議会のねぷた


☆ねぶた、ねぷたの基礎知識

ねぶた

青森市で行われる「青森ねぶた祭」が代表的です。

・ 歌舞伎や歴史上の人物などを題材にした、立体的で躍動感のある「人形ねぶた」が主流です。

 掛け声は「ラッセラー、ラッセラー」

・ 「ハネト(跳人)」と呼ばれる踊り手が、跳ねながら祭りを盛り上げます。

ねぷた

弘前市で行われる「弘前ねぷたまつり」が代表的です。

・扇形の山車に武者絵などが描かれた「扇ねぷた」が主流です。また、五所川原市では「立佞武多(たち

 ねぷた)」、黒石市では「黒石ねぷた」など、地域ごとに様々な呼び名のお祭りがあります。

・掛け声は 「ヤーヤドー」「ヤーレヤーレヤーレヤー」

ハネトはおらず、参加者がねぷたを綱で引っ張っていきます。


藤崎ねぷたの特徴は、弘前ねぷたの「ヤーヤドー」、黒石ねぷたの「ヤーレヤーレヤーレヤー」や、青森ねぶたの「ラッセラーラッセラー」の掛け声が入り混じり、それぞれが練り歩くことです!

ねぷた囃子も地区によって違い、弘前ねぷた流の囃子や黒石ねぷた流の囃子、青森ねぶた流の囃子が入り混じっています。お囃子の種類は基本的に、「すすめ」「とまれ」「もどり」の3種類があります。


8月3日(日)の出陣風景を掲載しますので、ぜひご覧ください!

常盤地区合同運行風景

ねぷた運行だけではなく

合同運行出陣式では藤崎町消防団による「纏振り」、なぎなた御一行の「演舞」が披露され初陣を飾りました。


「纏振り」は重い纏をバランスよく、力強く振るには、かなりの腕力とバランス感覚が必要です。この迫力ある演技を楽しみにされている方もいるのではないでしょうか!

藤崎町消防団「纏振り」
藤崎町消防団「纏振り」

なぎなた御一行は、令和8年に藤崎町で開催される国民スポーツ大会なぎなた競技に向け演舞を披露!なかなか見ることのできない演舞に観客も拍手を送っていました!

なぎなた御一行の「演舞」
なぎなた御一行の「演舞」

大賞(安東賞)は・・・

藤崎ねぷたの大賞は、「安東賞」といいます。語源は津軽地方から出羽国秋田地方を支配した海の豪族、「安東水軍」の安藤氏が藤崎町に拠点を定めていた事からきているそうです(諸説あり)。

審査基準は3部門あり、絵、囃子、行列(ねぷたの引手)で審査されます。それぞれで審査されるため、どのねぷたも毎年試行錯誤を繰り返して最高の仕上がりを魅せます!

気になる大賞は・・・


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安東賞 藤越ねぷた愛好会 

~鏡絵「抗う獅子 三国志 錦馬超の武威」/見送り絵「九天玄女」~


今年、安東賞を受賞したのは藤越ねぷた愛好会!白が映えた迫力あるねぷた絵でとてもかっこいいですね!

囃子や行列でも見事高得点を叩き出し、安東賞を受賞!

藤越ねぷた愛好会の皆様、おめでとうございます!

どのねぷたも最高の仕上がりだったため、審査も難しかったことだと思います。

来年はさらに試行錯誤を繰り返し、最高のねぷたが出陣するのではないでしょうか!


安東賞 藤越ねぷた愛好会

金賞  常盤コミュニティ協議会

銀賞  福島ねぷた愛好会

銅賞  東町ねぷた愛好会

奨   木挽町町内会、水木ねぷた愛好会、津輕藤蓮會



ねぷた運行最終日「なぬかび」

藤崎町のねぷた運行は毎年8月1日~8月7日に開催されます。最終日8月7日は「なぬかび」といい、通常夜に運行するところ、この日だけは日中にねぷた運行をします。ちなみに青森ねぶたも最終日は7日、五所川原立佞武多(ねぷた)の最終日は8日です。

今年はあいにくの大雨で運行できない地区もあったのではないかと思いますが、私の参加した常盤コミュニティ協議会のねぷたはビニールシートを掛け、なんとか運行することができました!


 常盤コミュニティ協議会 「なぬかび」ねぷた運行
 常盤コミュニティ協議会 「なぬかび」ねぷた運行

雨天時はビニールシートをかけて運行 
雨天時はビニールシートをかけて運行 

ねぷた運行が終わると

7日の運行が終わると、すぐにねぷた絵をはがし、骨組みの状態にしていきます。

隅々まで綺麗にねぷた絵をはがし、来年の絵貼りに備えます!

この作業が終わった時は、夏が終わったような、寂しい気持ちになりました。

ねぷた絵をはがした後の骨組み
ねぷた絵をはがした後の骨組み

あとがき

私は生まれも育ちも藤崎町で、小学生~中学生までは毎年藤崎町のねぷた祭りに参加していました。ねぷた祭りに出ると普段関わらない地域の人と仲良くなり、人を知ることで地元が好きになれたからです。ずっと地元が好きなのも、もしかすると、こういった祭りなどが理由かもしれません。

この記事を機会に少しでも藤崎町やねぷた祭りに興味を持って、祭りに参加したり、地域の人と関わるきっかけとなれば嬉しいです!


今後も町内のイベント情報など発信していきますので、楽しみにしてください!



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